私が思う経営理念とは、

私にとって「いい仕事」とは何だろうか？

洗練された表現を使って訴える、大胆なプロモーション企画を武器に話題を喚起させる、

そんなカッコいいクリエイティブな会社には、どうあがいてもなれません。

私が求めるモノは、

汗を流した額、悔しさで流した涙、脳が痒くなるほど悩んだ頭、仲間を感じた酒の味…。

そこには人生を変えたたくさんの小さな言葉があります。

うれしくて感動したあの日、

理不尽な事でくさったあの時、

カッコ悪くても、不器用でも、それでも夢中になって頑張って生きている人の後ろ姿に視点を注ぎながら、

何かを伝えていくかを模索しつづけることが「カレンらしさ」だと思っています。

多種多様な業界で、職種、規模、地域で、まだ洗練されていない手垢まみれのシーンはたくさんあります。

土付きの野菜のような素材を見て、理解し、それを正しく伝える。

見め目のカッコ良さよりも、「理念」「情熱」「尊敬」という埋もれたキーワードを掘り起こして、

一人でも多くに人に共感しあえることを追求する。

それが、私の仕事の価値だと思っています。

さりげない事実に、深いこだわりをくみ取る事。

仲間同士の思いや志、絆の風土を感じとる事。

言葉だけが一人歩きせず、実感できる体験を共有する事。

情熱を冷まさずに、伝える事。

人間を感じ、埋もれた大切な理念を見つけ出すこと。

いかにまっすぐに伝えるか。

クライアントの未来に「笑顔」が見えるか。

ただそれだけを考える。

それが、私の役割だと思っています。

そして最後に「感謝」

世の中が少しづつ便利になっている知恵に驚き、

どこかで誰かが救われている取組に尊敬を抱き、

情熱を傾けている心意気に感銘し、

何かが少しでも前に進んでいる事実にワクワクする。

あらゆる場面に触れる機会に恵まれる事こそが、

それだけで人生経験の積み重ねになり、

幸せな仕事をさせていただくことになります。